まるちゃん料理帖

暮らしの中に、おいしい一品を届けます。

日々のごはん

今日こそカレーの日。

私「今日はカレーやんな?」 つい朝から開口一番、母に投げかけた次第である。 というのも一昨日から”カレーの日”がたらい回し状態であり、 タケノコや鱧天などに主役の座を奪われていたからだ。 母「うん、ミンチがあるから、そうして」 しかしその言葉に若…

だって半額だったから→食卓がプチバイキング状態になる。

私「さあー今日はカレー作るで!パンも作らなあかんしな」 母「え? タケノコご飯やで、今日は」 私「まだあったんか!」 昼の会話である。昨日、タケノコの煮物を食べたのに、さらにタケノコは続くようで・・・。 私「じゃあ、カレーはいらんな」 母「でも…

カレーの予定だったけどタケノコがあったから。

母「タケノコ、スーパーで半額やってん」 私「え? 今日カレー作るんちゃうん?」 母「うんでもタケノコあったから」 こんな感じで予定変更はよくあることである。 私「てすでにポテトサラダ作ってるやん」 母「時間あったから」 はなからカレー食べる気ない…

今日の晩ごはん→居酒屋メニューになった。

私「今日のごはん何ー?」 母「決めてない」 私「手伝おか?」 母「いいわ、適当にやるから」 で、はじめに肉じゃがを作り、 私「わあーおいしそう」 母「おかず少ないねん」 私「じゃあ冷凍餃子やこか」 母「そうして」 で、焼いているうちに、 母「お父さ…

自宅でランチ「豚肉もやし炒めうどん」。

こうも自粛の世の中だと、ただ一歩外に出るだけで周囲の顰蹙を買いそうだ。 というわけで、ひたすら自宅軟禁生活が続いている。 もし同じような仲間がいて、 昼はカップ麺でいいや・・・という気持ちであるなら、 ぜひ「豚肉もやし炒めうどん」を作ってみて…

お好み焼きは母の味。

ソースも、マヨネーズも、特にこだわりはない。 なのにいつどんな時に作っても「母の味」になる。 おいしく焼くコツは、必ず鉄板で焼くことだと思う。 テフロンのフライパンは油をひかなくても生地がくっつかず便利だが、どうしても熱の伝導率が悪く、中火に…

父のぬか漬けと野菜炒め。

70歳を過ぎた父が作るぬか漬けは、もうすっかり我が家の味だ。 面倒くさがるわりに、一度はじめるとやめられないらしく、 かれこれ3年は続けている。 手前からキャベツ、昆布、きゅうり・・・。 わりとなんでも漬けられるので面白い。 今時分だと、旬のタケ…

「肉じゃが」は作ってもらう方が何倍も美味い。

作るのは手間なのに、食べるのは一瞬。 手順はいたって単純なのに、じゃがいも剥くのが地味に面倒。 それが「肉じゃが」ではなかろうか。 一昔前、未婚男性が未来のお嫁さんにリクエストしたい料理ナンバーワンだったことは、私の記憶にまだ新しい。 それか…

昼食は「玄米の焼きおにぎり」で済ます。

お腹空いたなあーというときも、 あんまり空いてないなーというときも、 これを食べて夕食まで腹をもたせている。 表裏を軽く焼いてから、醤油スプレーをシュッと吹きかけて、 さらに焦げ目をつけるだけ。超簡単、ヘルシー。 ところで、どこかの財務大臣が心…

晩ごはんは、変に凝るよりシンプルが美味いと感じる。

家庭の味って何だろうか。 所得によって出されるものが違う、 とかつまらない発想はしたくない。 そうじゃなく「幸せだなあ」と感じる瞬間、 口の中に広がっている味がそれなのではないかと思いたい。 別にファーストフードだっていいんだ。 そこに愛がある…

久々に食べるホタテが噛みしめるほど美味しく感じた。

本日は晴天だけど外に出なかった。 昨日の晩から描き始めたイラストを、 今日の午後3時までかかって描いたのに「ボツ」。 なぜ「ボツ」になったか・・・。 他人の作品を見て感化されたから。 だいたい失敗するときの原因はこれだ。 他人の作品イメージに近…

「摘みたてワラビとお揚げさんの煮物」で初夏を感じる。

目が焼けるかと思うほど眩しい日差しに、 ぎゅっと眉根を寄せながら近所の土手まで歩いた本日。 草に紛れてワラビが顔を出していたので、 30分ほど粘ってちょいと頂いた。 自然さまの恵みに感謝しつつ、今日も生きているんだと実感。 ざっと洗ったワラビ。 …

「茄子の肉みそ」は何にでも合う。

本日は雨なので外出はなし。 そういえばマスクの存在を忘れられるのは、自宅だけだと気付く。 外に出るときにマスクをするのはもう癖になってしまった。 手洗いもしかり。 こうして習慣化していくことと、 様々な行動が制限されていくことは、 自分の本質と…

自粛で行くとこないから家でピザを作って食べる。

朝から天気の良い日だった。 本当なら電車に乗って図書館に行ったり、 公園でのんびりお弁当など食べたりしたかった。 お花見も行ってないし、 外食もしていない。 酒もタバコも博打もしない私が好きな、 唯一の時間が今さら、尊さを増している気がしてなら…

「父の野菜炒め」で平和を感じる。

本日、近くのスーパーに行くと、いつもと様子が違っていた。 レジに並ぶ人たちが間隔を空けて立っている。 ああ・・・ついにきたんだな、と実感させられる気がした。 近畿圏の田舎町に住んでいて、 こんな人気のない場所でも確実に波が押し寄せている・・・…

「鱧(はも)の天ぷら」は酢味噌でいただく。

外に出ると穏やかな日だった。 気候は暖かく過ごしやすいのに、マスクが外せない。 スーパーに行くと人はまばらで、やはりマスクの人が多い。 鱧が安かったのでカゴに入れ、寄り道せず家に帰った。 生姜をたっぷりすりこんだ鱧の切り身に衣をつける。 天ぷら…

「つくしのだし巻き卵」は春の香り。

春の土手沿いは、芽吹きの香りが漂っている。 本日は快晴。つくしの家族がそこここに群生していた。 まだ蕾のものをちょこっと拝借し、大自然から栄養を頂くことに。 田舎だから人気はもとからないが、 世間が自粛ムードのなか、人がいないことを確認してい…

太らない晩ごはん、うちのドリア。

ドリアと言えば、だいたい高カロリーのものを想像する。 バター、牛乳、チーズ、そして白米・・・どれも美味いが、 総コレステロールなんぼやねんと突っ込みたくなってしまう。 それでも食べたいときは、工夫をするしかない。 コンロのグリルで焼く。 クリー…

低カロリー、うちのインドカレー。

人それぞれに好きなカレーは違う。 が、うちではもっぱらこのカレーを自作する。 材料は割愛するが、 工程をざっと紹介しようと思う。 ホールスパイスを油で炒めたあと、 ショウガとニンニクのみじん切りを大量に入れ、 香りがするまで炒めてから玉ねぎを投…

今日の晩御飯と、煩悩の春。

唐突だが、私には煩悩を消したいと願う季節がある。 風が生あたたかくなり、草木が青々と生い茂る時・・・。 生物が芽吹く香り、鳥のさえずりがいつもより大きく聞こえると、 それはもう病気の訪れを告げる恐ろしい煩悩のゴングである。 言わずもがな、恋(…

コロナウイルス実感わかない。

本日から思ったまま心情を語りつつ、 ごはんとおやつの日記をつけていこうと思う。 とは言っても、やはり話題の中心はコロナウイルスだろうか。 人命も心配だが、株価も心配だし、 そんなこと言ってらんねえ今すぐ自粛だマスクだ消毒だ! と頭では分かってい…