まるちゃん料理帖

暮らしの中に、おいしい一品を届けます。

本日は「出汁巻き卵」のレシピを紹介。卵の漢字由来+〈今日の画伯〉もどうぞ。

※本日からリニューアルしてお届けいたします。

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さて、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

まるちゃんは早くも迫りくる梅雨の湿気にやられて、

ややバテ気味でございます。

 

そんな時に食べる出汁巻き卵は、

水分が多いから喉に詰まる心配もありませんし、

何より出汁が染みてとっても食べやすいんです。

出来立てほやほやも、冷めても美味しい出汁巻き卵、

作ってみませんか?(*^^*)

 

  

材料

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〈自家製めんつゆ〉の材料とレシピ

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使っている「みりん」はこちら、

 

 

九重みりんですね。

有名なのでご存じの方は多いはず。

うちでは、醸造アルコールを使わないものを求めて、

こちらを常用しております。

くせのない自然の甘味がおいしいみりんです。

 

そして醤油はこちら、

 

やはり有名どころ。

アルコールなしが目安です。

 

さて、お気付きかもしれませんが(笑)

みなさんにお届けしている手書きのレシピは、

まるちゃん代表の母が書きました~。

(色紙は私が作りました~)

 

慣れないブログに参加しようと、

一生懸命書いてくれました。

 

そして謎の絵も・・・(笑)

 

このページの最後に、

「今日の画伯」のコーナーにて、

絵の正体をご紹介いたしますので、

よければ最後までお付き合いください(笑)

 

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玄米おにぎりと出汁巻き卵のツーショット。

朝食、昼食、どちらでもいけますね。!(^^)!

 

保存する場合は、冷蔵庫で一日程度となっております。

どうぞお早めに。

 

「卵」の漢字の由来について

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 さて、こちらに関しては諸説ありますが・・・

一番有力なのは、

虫や蛙の精子卵子が引き合った説。

 

「ヒィッ」

 

と声を引きつらせたのは私でございます。

すみません、当方は大の苦手にございます。

こればっかりは・・・こればっかりは、お許しください。

 

気を取り直して・・・、

上の漢字をご覧ください。象形文字でございます。

片方ずつがまったく同じ形をしていますね。

どうやらそのどちらか一方を、精子卵子に見立て、

それらが合わさることで卵という形をとっているそうです。

 

ちょっと強引やな・・・。

 

というのが当方の素直な印象でございます。

みなさまもご感想などありましたらお聞かせください。

(ちなみに当方は関西人でございます。ちょいちょい”なまり”が出てまいりますので、ご容赦ください)

 

行書の最高峰、顔真卿の「祭姪文稿」にもあった「卵」

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次に紹介するのは、あの壮絶な肉筆を遺した顔真卿(がんしんけい)の書でございます。

 

最近ですと2018年、日本に初上陸したことで話題になりました。

私は見に行けませんでしたが(泣)

 

中国の唐の時代に生きていた顔真卿という人は、書の巨人と呼ばれるほど才に溢れた人です。

中でも最高峰と称されるのが「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」。

ここには悲痛な思いが込められています。

 

755年に起こった「安史の乱」というものがありました。

唐の節度使であった安禄山らが起こした反乱であったので、

安禄山の乱」とも呼ばれています。

 

十数年にもわたって繰り広げられたこの反乱の最中に、

顔真卿従兄とその末子の命を奪われてしまいました。

 

その悲しみを綴ったのが「祭姪文稿」です。

 

およそ6メートルにもなる巻物にしたためられた肉筆には、

愛する肉親を失った悲しみと、怒り、嗚咽が、

筆先から溢れ出ています。

 

下記に紹介する書籍の表紙に、その筆致があります。

 

よ~く見て下さい、

 

 

整然と書かれている文字のなかに、

ものすごい筆致で書き殴っている文字があります。

この感情の起伏の激しさこそが「祭姪文稿」なのです。

 

顔真卿は、それまでの古法を一変させた人としても有名です。

いわく「顔法」と言わしめる書の在り方は、

力強く鬼気迫るようなタッチが特徴で、

当時のいわゆる「きちんとした書体」からすれば、

とても斬新な書法でもありました。

 

この超絶に有名な顔真卿の書を、

恐れ多くも臨書(真似すること)して載せてしまいました。

上にある写真がそれでございます。

当方がDOGEZAしてでも載せたかったのは、

少しでも雰囲気を伝えたかったからでございます。

ですので、どうかお目汚し、お許しくださいませ。

 

というわけで「顔真卿」の「卵」でした。

 

ちなみに、

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こんな風にアレンジして書くのも面白いです。

美味しそうな卵、ちゃんと書けたかな?

 

今日の画伯

 

お待たせしました!(待ってないか。笑)

本日はこちら、

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母の渾身の作でございます。

痛々しいほどの下書きがくっきり残っております。

その正体は・・・

 

 

 

 

生姜でした(笑)

 

 

 

そして、うっすら浮き出ているこちらも、

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消し忘れた生姜でございます(笑)

 

以上、今日の画伯でした。

 

最後に

 

さて、リニューアルすると言ってから3日、

なんとか予定通り更新することができました。

これからも続けていくつもりですので、

機会がありましたらまた是非おこし下さい。

お待ちしております。

 

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^-^*)