まるちゃん料理帖

暮らしの中に、おいしい一品を届けます。

「肉じゃが」は作ってもらう方が何倍も美味い。

f:id:ones-food:20200417212641j:plain

作るのは手間なのに、食べるのは一瞬。

手順はいたって単純なのに、じゃがいも剥くのが地味に面倒。

それが「肉じゃが」ではなかろうか。

 

一昔前、未婚男性が未来のお嫁さんにリクエストしたい料理ナンバーワンだったことは、私の記憶にまだ新しい。

それから時が経ち、日本人の食生活が西洋ナイズされるにつれて、

ハンバーグあたりがのし上がってきたことも記憶にしかりだ。

幼いこどもに至っては、ハンバーガーが一番好き、

なんて声も少なからず聞こえてくる。

 

それが世の流れ・・・というか、日本の流れなんだろうな、

と冷静に受け止めちゃいけない。

身体に入ってくるもののなかに、どんな悪質な細胞が紛れているか分からないから。

 

できるだけ手作りにこだわった食生活をしていると、

マーガリンやブドウ糖、酸化した油の匂いなどが、

加工された食品を鼻に近づけただけで嗅ぎ分けられるようになる。

 

たとえばペットのウサギに、市販の菓子パンの匂いを嗅がせると、

ものすごく嫌そうに顔をそむける(彼女はいま天国だ)。

それと同じことを、自分もできるようになるのだ。

 

私たちは勘違いしている。

人間は本来みんな、自分に必要な食べ物を選別する能力を持っているのに、医学や化学の情報を信頼しすぎて、自分の感覚をないがしろにしがちだ。

その感覚を取り戻すことは難しくない。

とは言え、私も時々は加工食品を取り入れる。

忙しくて時間がないとき、便利を選ぶ方がストレス解消になるからだ。

けれど、毎日が加工食品だと体も精神も疲弊してしまう・・・現代社会ではなかなか難しいことだけれど、でも、できるだけ「体に良い食物」を取り入れよう。

 

話が逸れてしまったが、要するに言いたいことは、

誰かに作ってもらう「肉じゃが」は最高に美味しいということ。

f:id:ones-food:20200417212647j:plain

じゃがいも、ほくほく。人参も甘い。お肉も柔らかい。

出汁の味が染み込んで、本当においしい。

f:id:ones-food:20200417212644j:plain

言ってるそばから加工食品。

たくさんはダメだけど、少しならOKと自分に許している。

手づくり7、お惣菜3くらいが、ちょうどよいのではなかろうか。

f:id:ones-food:20200417212650j:plain

お味噌汁をつけて完成。

 

はあ、本当に日記だなこれは。

紙に書くとデスノートみたいになるのに、

ブログは不思議だな、内面のポジティブを引き出してくれる。

みんながやる理由が、少し分かってきた・・・。

 

それでは、また明日。

hot-food.hatenadiary.jp