「つくしのだし巻き卵」は春の香り。
春の土手沿いは、芽吹きの香りが漂っている。
本日は快晴。つくしの家族がそこここに群生していた。
まだ蕾のものをちょこっと拝借し、大自然から栄養を頂くことに。
田舎だから人気はもとからないが、
世間が自粛ムードのなか、人がいないことを確認している。
穏やかな景色と、今起こっていることのギャップを感じた。
つくしの「がく」を取り除く作業。
父が「これが面倒くさい」と言いながらやってくれた。
このあと水にさらし、さっとゆがく。
だし巻きは母が担当。美味しそうだ。
つくしの頭の断面が美しい。
茎の触感は水菜のようにシャキッとして、意外に柔らかい。
頭の部分も独特の柔らかさで、旨い。
灰汁もなく、くせもなく美味。
母が土鍋で炊く玄米。
いつもおにぎりにしてくれる。
消毒液は事前に済ませている。
手のひらが真っ赤。
きれいな三角。私がやると角がたつのに、母は丸っこい。
年の功?
いつものおひたし。
私はこの白だしと豆腐の組み合わせが好きだ。
いつもの胸肉。
さっぱりしていて飽きがこない。
あと良質なたんぱく源になってくれる。
残っていたクリームソースでドリアを作り、完成。
四月がこんなに肌寒かっただろうかと首をすくめる日々。
誰にも病気になってほしくない。
健康で幸せでいてほしい。
祈りをこめて、また明日。