まるちゃん料理帖

暮らしの中に、おいしい一品を届けます。

咳に効く「生姜(しょうが)みかん」でコロナを予防する。

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ノドが痛い、と思ったらすぐに試してほしい。

 

数日前、ノドの痛みと痰で青ざめていた私に、急遽、

母がこれをこしらえてくれた。

 

「民間療法やけどな」

 

と言って差し出されたそれを、私も半信半疑で口にした。

そのころ日本では今ほどの騒ぎになっておらず、

病院に行っても「これくらいなら大丈夫」と帰される噂しか聞かず、

検査キットもろくに出回っておらず(今もそうだが)、

しかも微熱がなければ検査もしてもらえない状況で、

私はまさに平熱だったのだ。

 

「コロナだったらどうしよか」

 

そんな不安が頭をよぎっていた。

しかし、「生姜みかん」を食べはじめて3日後、

私は嘘のように回復していた。

咳もあまり出なくなり、痰もかなりマシになっていたのだ。

 

「生姜はな、肺にいいねんよ」

 

母の豆知識には感服するばかりである。

以下、その作り方を紹介する。

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まずは生姜を一カケけずる。

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種類は何でも良いので、蜜柑の甘皮を剥く。

剥きやすいのは、八朔、でこぽんのあたり。

(白い”わた”は栄養があるので、そのままでもよい)

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すった生姜と合わせる。

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蜜柑の果肉を、スプーンの腹でつぶすように、

生姜と混ぜ合わせる。

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出来上がり。

食べた直後は、ノドがかなりピリピリするが、

すぐにじんわり温かくなるので大丈夫。

※ただし、健康状態で食べないこと。刺激が強いので、逆にノドを痛めてしまうかもしれません。

※アレルギーなどある人も控えてください。

※これで治るという保証はありません。あくまで民間療法ですので、自己の判断にて摂取するようにしてください。利用において、当方は一切の責任を負いかねます。

 

上記の注意書きに関して言うと、

症状がわりと軽症で、早期に予防したいという人におすすめしたい。

当然ではあるが、すでに微熱が出ていたり、

重症化する傾向のある方は、

ただちに病院に行って正しい処置を施してもらってほしい。

 

これ以上、命が消えていかないことを切に願う。

それでは、また明日。